PHP のマニュアルで PHP モードという表現は結構頻繁にあらわれますが、HTML モードという表現はあまり見る事ができません。そもそも、PHP パーサのモードの事を言っているのですが、PHP の主体は PHP モードであって、HTML に埋め込むように表現されているからです。
ですが、HTML モードは、PHPパーサにとっては print の対象そのものだと言えます。
HTML mode という表現のある英文ページ
PHP: Comments - Manual
上記英文ページの日本語訳ページ
PHP: コメント - Manual
<pre> ここは HTML モード部分です 以下の PHP 開始タグ以降から PHP モードとなります <? print "PHPモードの実行中です" ?> HTML モード中は、PHP パーサから無視されます。 つまりそのまま print されると言う事です。 しかし、以下のような埋め込みを行う事が多くなります 以下は、最も良く使われる「変数の埋め込み」です <?= $_SERVER['SCRIPT_NAME'] ?> 途中のバージョンから可能になった、「関数の戻り値の埋め込み」です <?= str_replace(" ", "", "a b c" ) ?> 以下の方法は可能ですが通常使用しません <? print str_replace(" ", "", "a b c" ) ?> それ以外にも、制御構造のみを PHP 開始タグと終了タグで挟む事もあります <SELECT> <? for( $i = 0; $i < 10; $i++ ) { ?> <OPTION><?= $i ?></OPTION> <? } ?> </SELECT> </pre>
※ PHP 終了タグの直前では、文の終わりを示す ; (セミコロン) は省略できます 更新履歴 2010-10-06 : 記事作成 2013-05-04 : フォントサイズ・改行調整
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